IZ*ONEとしてともに活動してきた矢吹奈子とは、『夢を見ている間』(IZ*ONE楽曲)を披露。同じく、元IZ*ONEメンバーのAKB48本田仁美からの「永遠の憧れの先輩です」とのVTRメッセージが届くと、これまで笑顔で通してきた宮脇の瞳が潤み、矢吹も涙した。

 親友・村重杏奈とは、『思い出のほとんど』。冒頭から声を詰まらせるなど感極まっている村重の手を取り、自分も涙を流しながらも、優しく微笑みかける宮脇の姿が見られた。

 ユニットパートラストは、同期の1期生との『夕陽を見ているか』。これまで数えきれないほどやってきた円陣を最後に力強く組む7名の姿に、会場からは大きな拍手がおくられた。

 宮脇のアイドル人生を彩ったソロ曲もラインナップ。『彼女』、『夢でKiss me!』と、いちアイドルとしての宮脇の魅力が際立つソロパフォーマンスに、会場を染めるさくら色のペンライトが一段と大きく揺れるコーナーとなった。

『スキ!スキ!スキップ!』『メロンジュース』などHKT48を代表する曲が続き、あっという間に迎えた終盤。声が出せないにも関わらず、会場がどよめいたような雰囲気に包まれた驚きの演出が待っていた。『大人列車』に兒玉遥、『12秒』に指原莉乃が、サプライズ出演し、宮脇の卒業をお祝いした。

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