■『千鳥のクセがスゴいネタGP』もコピペ番組?

『クイズ!THE違和感』に対しては、「もう完全に突破ファイルです #クイズTHE違和感」「実録!違和感ミステリーのときだけ突破ファイルのパクリだなと毎回思ってしまう」「なんか、アイドルや芸人使った再現ドラマからのクイズは突破ファイルと激似なんだよね」といった声が寄せられている。

「千鳥の2人がMC務める『千鳥のクセがスゴいネタGP』(フジテレビ系)に対しても、かつて大人気を誇った深夜番組『あらびき団』(TBS系)に似ているという指摘もありますよね」(前出の制作会社関係者)

 2007年から2011年まで放送された『あらびき団』は、MCの東野幸治(53)と藤井隆(49)が突飛なネタ、シュールなネタを披露する若手芸人にツッコミを入れる、というスタイルで人気を博した。

 放送作家が話す。

「『クセスゴ』も千鳥がとがったネタを披露する芸人にツッコむという内容で、『あらびき団』と基本的な構造、雰囲気は一緒と言えば一緒ですよね。千鳥はなぜか、こういったどこかで見たような“コピペ番組”に起用されがちなんです。その理由は、まず彼らが“コア向け”だからでしょうね」

 6月14日、ダウンタウン松本人志(57)は6月12日放送の『キングオブコントの会』(TBS系)の視聴率について、ツイッターで「ネットニュースっていつまで“世帯”視聴率を記事にするんやろう? その指標あんま関係ないねんけど。。。」「コア視聴率が良かったんです。コア視聴率はスポンサー的にも局的にも世帯視聴率より今や重要な指標なんです。そのコア視聴率が3時間横並びでトップやんたんです」と指摘したことで、あらためて注目を集めている“コア視聴率”。

 コア視聴率とは、商品購買力の高い13~49歳の“コア層”と呼ばれる世代の視聴率を指す。

「テレビ各局はコア層に刺さるような番組作り、そしてコア層に支持されているタレントを積極的に起用するようになってきています。千鳥の2人も若者人気が高く、圧倒的な支持を得ています。特に、大悟さんとノブさんの2人ともがしっかり笑いが取れる、というのも大きいでしょう。

 千鳥は今まさに“コア層に刺さるタレント”なんです。加えて、基本的には番組サイドから言われたことにあまり反発せずやってくれるというのも、起用が増えている理由ではないでしょうか」(前同)

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