■千鳥とかまいたちは“類似タレント”
粗品は笑いへのこだわりが非常に強く、スタッフにも高いレベルの要求をして、衝突することもたびたびあるというのはよく知られた話だという。
「粗品さんは企画に納得いかなければ、これちゃいますねぇ”と口癖のように言って注文をつけるといいます。ただ、それはお笑い愛が強さ、求めるものの高さゆえでしょう。さらにかまいたちですが、彼らは“ポスト千鳥”として重宝されているんです。
もちろん、千鳥とかまいたちはそれぞれ違った魅力があるコンビですが、テレビ局側は2組をいい意味で“類似タレント”として扱っている。かまいたちもボケの山内さんだけでなく、ツッコミの濱家さんもしっかりと笑いを取ってくれますし、面白くない企画でも面白くしてくれる力を持っていますからね」(前出の放送作家)
千鳥は2000年に、かまいたちは2004年にコンビを結成し、大阪で人気を博したのちに上京し、東京でも人気芸人の仲間入りを果たした。
「かまいたちは千鳥より少し若く、また千鳥と同じようにコンビの2人ともが笑いを取ることができ、さらにそこそこの清潔感もある。どうしても千鳥と同じようなキャスティングのされ方になってしまうんですよね。その結果、今回問題が指摘されてしまった『THE空中サバイバル』のMCにも、巡り巡って起用されたのではないでしょうか」(前同)
千鳥とかまいたちは重宝されすぎるがゆえ、苦悩も多い!?