■東出という前例
東出はドラマ『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)で、お人好しな詐欺師“ボクちゃん”を演じていた。19年公開の劇場版『ロマンス編』で「最低な人間にもやっちゃいけないことがある。愛を弄ぶことだよ」というセリフがあったのだが、唐田えりか(23)との不倫が発覚後の昨年7月に同作が地上波初放送された際は、多くの視聴者から「お前が言うな!」というツッコミを受ける羽目になってしまったのだ。
「伊藤が逮捕された時期に公開していた映画『トンカツDJアゲ太郎』は、明るいコメディ映画で実際に見た観客からは好評だったんですが、《どうしても役者の一件を思い出してしまう》という声も少なくなかった。もし『今日俺』の続編を作っても、以前のように純粋に楽しむことが事実上不可能だと思いますよ」(前出の女性誌記者)
復帰しても、純粋な目で見てもらえない。役者としてはマジメだった伊藤にとって、これ以上なく辛いことかもしれないーー。