■フォロー力に定評のある大悟

 どぶろっくがネタ披露した直後も、相方のノブ(41)と一緒にマシンガントークをして佐々木に喋る隙を作らせなかったように見えたこともあって、大悟の対応に対してネットは、

《大悟さんがすごい喋って佐々木希に喋らせないようにしてた感すごい伝わってたよ。最後の優しさよ。。。》《気まずすぎる歌詞だなと思ってたら、大悟さんの「今は喋らん方がええ」フォロー最高すぎた《大悟に止められる佐々木希。そだね、まだ触れない方がいいかも。ってか、笑いに変えてもらえて少し和んでよかったね》

 と、大悟の男気と機転を称賛する声であふれていた。

「大悟は令和の風潮に逆行するような破天荒な“昭和な男”を地で行く芸風ですが、こうした粋なふるまいも人気に繋がっています。南海キャンディーズ山里亮太(44)が、2006年ごろ、スランプでお笑いを引退しようと考えていた際の出来事は、特に有名ですね」(前出の女性誌記者)

 山里は、芸人の中で唯一大悟にだけ、引退の覚悟を伝えていたという。それを聞いた大悟は「あ、そうなんや」「でも、今度東京でトークライブするやつに出るのは約束守れよ」と、あっさりした対応だったというが、そのトークライブで、大悟はある仕掛けをしていたという。

「山里が一言オチを言うだけで、大爆笑が取れるエピソードばかりを、大悟が続々と繰り出してきたんです。山里はその場で久しぶりに観客に笑ってもらえる気持ちよさを実感し、打ち上げの席で、大悟が“これでもお笑い辞めるんか?”と告げ、山里が引退を撤回すると“おかえり”と言ってくれたことを、18年12月に『しくじり先生』(テレビ朝日系)で明かしています」(前同)

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5