■以前も似たような出来事が

「以前も『イッテQ』と『沸騰ワード』の企画がモロ被りした前例があるんです。

 昨年7月、鳥取県の三徳山三佛寺(みとくさん・さんぶつじ)の奥院にある『投入堂』という、住職が“木の根をつかまり、岩をつかまり、鎖をつかまり”とするほどに過酷な登山をするお遍路企画を行ったんですが、『イッテQ』ではいとうあさこ(51)、『沸騰』ではSixTONES京本大我(26)が挑んだ内容が、まったく同じ時期に流れるという事件が起きたんです」(制作会社関係者)

 13日放送の『イッテQ』で、いとうが険しい山道を登ろうとたところでVTRが止まり経緯を説明。「プロデューサー同士で話し合った結果、我々は負けたのだ」と、ナレーターが恨めしそうに語り、過酷な投入堂への道のりの様子は、17日放送の『沸騰ワード』で放送されることになった。これには、いとうも「そういうの局内で何でやってくれないの? 同じビルの中にいるんだから」と憤慨していた。

「今回の場合、『イッテQ』が『沸騰』での自衛隊人気にあやかったという可能性も考えられますが、気になるのは内容です。『沸騰』での自衛隊企画が最近ここまで人気を獲得している理由は、カズレーザーが自衛隊を非常にリスペクトした行動をしているから。昨年10月2日放送の回での、“みなさんが一滴汗を流すと、誰かが流す涙が一滴減ると思います”という名言からも、カズレーザーの思いが伝わりますよね」(前同)

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