■『沸騰』と『イッテQ』のコンセプトの違いは大丈夫か
カズレーザーの姿勢は国からも評価されており、今年5月7日放送回では岸信夫防衛大臣に「詳しくご紹介していただいて自衛隊としても助かっています。国民のみなさんに自衛隊の活動を理解、協力していただけるのではないか」と、感謝状と記念メダルも授与されている。
「その日も、35年間任務を全うして退官する曹長が“あっさり終わってしまったかな”と話すと、“あっさりすることが国民は幸せなことですよね。今後も後輩たちが特に代り映えのない訓練だけの自衛官生活が続くことが本当は一番の幸せなんですよね。お疲れさまでした”と、やはり愛に溢れたコメントをしています」(前出の女性誌記者)
インテリ芸人として知られているほか、純粋に自衛隊好きということもあり、カズレーザーの知識量もすさまじい。毎回のように、「あれは○○ですよね」と細かい雑学も添えて語り、視聴者を大いに楽しませてくれている。
「しかし、『イッテQ』の場合はいろいろな文化を身体を張って挑戦する、というのが持ち味。今回の自衛隊の体験入隊も『運動不足解消ツアー』の1つだし、公式サイトの予告でも《よしこ隊員の身を呈したチャレンジにご注目!》と紹介されています。それに、カズ単独ではなく女芸人6人。リアクション芸などにフォーカスしすぎて、自衛隊の紹介がおざなりになっていなければいいのですが……」(前同)
箭内夢菜(20)と横田真悠(21)の2人が新出川ガールにしたり、試行錯誤をしている『イッテQ』。はたして今回のチャレンジは吉と出るか凶とでるか……。