■山Pはキンプリ高橋出演の『ドラゴン桜』登場も……

 山下は6月27日に放送されたドラマ『ドラゴン桜』(TBS系)に“声のみ”ではあるが登場し、話題を呼んだ。同ドラマにはKing&Prince高橋海人(22)がメインキャストとして出演していた。

「今回の『ドラゴン桜』には2005年の第1シリーズで生徒役を演じた長澤まさみ(34)がレギュラー出演しました。さらに最終回には小池徹平(35)、中尾明慶(32)、紗栄子(34)、新垣結衣(33)と、前作生徒役キャストが次々と登場し、SNS上も騒然となりましたよね。

 新垣は、新規のドラマオファーをほぼ受けないとも言われていますが、その新垣まで出演していたわけです。そんな中、山下だけが出ないとなると“ジャニーズ事務所が圧力をかけた”と思われかねない。そこで、落としどころとして“声だけ”の出演ということになったとも言われています。そんな状況ですから、今後しばらくは、山下とジャニーズタレントとの共演は実現しないのではないでしょうか」(前出の芸能プロ関係者)

 また、元NEWSの手越祐也(33)もジャニーズタレントとの共演は難しいようだ。前出の芸能プロ関係者が続ける。

「手越は昨年、コロナ禍の緊急事態宣言中に2度の飲み会を報じられ、ジャニーズ事務所から無期限芸能活動自粛処分を下されました。そして、山下と同じように自粛期間中の同年6月にジャニーズ事務所を退所していますからね」

 1月1日、手越はYouTubeチャンネルに「新年になったので、忖度に苦しめられた本音を語ります」と題した動画をアップ。

「俺、今日怒ってんのよ」と切り出し、退所後の活動について「凄い、しがらみが」と説明。「昨今使われる言葉で言うと忖度」とし、イベントへの出演依頼が舞い込んで快諾しても、いつのまにか仕事が消滅したり、共演者がNGになったりすることが多かったと振り返った。

 そして「本来普通のタレントだったら、なんとなく我慢してこうやって発言もせずにこの芸能界の流れに身をゆだねてやるのかもしれない」と語り、「こんなことしてたらエンタメ面白くならんぞ」「日本の芸能界の問題だ」と指摘した。

「暗にジャニーズ事務所への忖度があるとコメントしたんです。手越の動画にジャニーズサイドも怒り心頭だったかもしれませんね。手越の退所から1か月後の昨年6月、NEWSの増田貴久(34)が『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)で“3人になっちゃったじゃないか!”、“ふざけんな!”、“手越!”と、手越を名指しして話題になりました。

 全国放送の番組で名前を出すくらいですから、手越と増田をはじめとするNEWSのメンバー間には、今やそんなにわだかまりはないのかもしれませんが、ジャニーズ事務所は会社として、現役ジャニーズタレントと手越の共演は絶対にさせないという方針なのではないでしょうか」(前出の芸能プロ関係者)

 現役ジャニーズタレントと元ジャニーズタレントの夢の共演を見たいというファンは少なくないが、そのためのハードルはまだまだ高そうだ――。

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5