■TBSが小川アナの広報代わりになったワケ

 6月3日発売の『女性セブン』(小学館)が、当時の段階で小川アナと豊田氏が離婚に合意していること、そして、離婚が成立すれば小川アナが10億円という額の財産分与を受け取る可能性がある、と報じた。

 これを受け、TBSは「プライベートについては、従来、お答えしていませんが、小川さんご本人は“女性セブンの記事には、事実誤認があります”と話しています」と発表していた。

「小川アナは、TBSの局アナではなく彼女自身の個人事務所に所属して活動をしているフリーアナウンサーです。にもかかわらず、TBSが小川アナの個人事務所に代わってコメントを出しているんです。それは、不倫が報じられた際などに、TBSサイドが気を遣って“大変ですね。広報的な役割をうちがしましょうか”という話をしたそうなんです。

 小川アナはフリーアナウンサーで、個人でやっている。TBSサイドは当然、その提案を断るかと思ったそうですが、“じゃあお願いしてもいいですか”となり、TBSサイドも戸惑ったといいます。しかし、『news23』は局の看板報道番組でもありますから、そのメインキャスターに頼まれたのなら仕方がない、となり、TBSが小川アナの広報の代わりのようなことをするようになったそうなんです」(前出の制作会社関係者)

 TBS関係者は話す。

「財産分与10億円という報道に対し、“小川さんご本人は『女性セブンの記事には、事実誤認があります』と話しています”と発表がありましたが、明確にどの部分に事実誤認があるのか、そのままではわかりづらい、何とも微妙な言い回しでしたよね。10億円という金額は受け取らない、離婚に向けて合意できていないなど、報道に携わる立場であるなら明確にコメントを出したほうがよかったのではないか、とTBSの一部ではなっているといいますね。

 加えて『news23』は、ずっと低空飛行ですからね……」

  1. 1
  2. 2
  3. 3