■『VS魂』開始で既存のファンが離れた!

 1月3日放送された『VS魂』の記念すべき初回3時間スペシャルの平均世帯視聴率は9.0%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)、個人視聴率6.0%。レギュラー放送初回となる1月14日の世帯視聴率は9.1%だった。

「決してロケットスタートとは言えない『VS魂』の船出だったのですが、以降数字は下がり続け、現在の世帯視聴率は6%台です。一方、前番組の『VS嵐』は2019年1月の活動休止発表から昨年12月までの約2年間、世帯視聴率では約11%という結果を出していました。単純に比較すると『VS嵐』と『VS魂』では、5%ほどの数字が落ちてしまっているんです」(前出のワイドショー関係者)

 2008年4月の放送開始から約12年にわたって続いた『VS嵐』を引き継いだものの、数字は大幅下落。ただ、これには理由があるという。

「国民的アイドルだった嵐は全世代での知名度が高く、『VS嵐』も老若男女問わず視聴していたと言われています。また、活動休止発表からの2年間は世間からの関心も一層高まり、より番組を見る人が集まったこともあって、世帯視聴率11%という数字が出ていたのでしょう。

 それが『VS魂』では相葉さん1人になり、レギュラーメンバーも若手中心。若年層の視聴者は獲得できても、上の世代の人は離れてしまい、その結果が『VS嵐』との5%の差になって表れてしまったのではないでしょうか」(前同)

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