指原莉乃も太鼓判を押す≠MEのセンター冨田菜々風とは?の画像
※画像は「ME メジャー1stシングル「君はこの夏、恋をする」Type A」より

なぜ彼女たちは「センター」に立ったのか⁉
アイドルセンター論
≠ME 冨田菜々風 前編

 2021年4月に1stミニアルバム『超特急 ≠ME行き』でメジャーデビューを果たし、7月には1stシングル『君はこの夏、恋をする』をリリースする≠ME。結成3年目となるグループで表題曲を始め、ほとんどの楽曲でセンターを務めているのが冨田菜々風だ。今回は≠MEのセンターとして注目を集めている冨田について考えていきたい。

 2019年2月に=LOVEの姉妹グループとして結成された≠ME。プロデューサーはもちろん指原莉乃である。グループ名は「今までとは違う自分を経験してほしい」という指原の思いが込められており、ガーリーな王道アイドルを志向する=LOVEとは異なり、≠MEは爽やかな青春感をコンセプトとしてあるようで、ビジュアルイメージやMVにおいても、そのような傾向が感じられる。メジャーデビューを機にさらなる注目が集まっているグループだ。

 ≠MEでセンターを務める冨田は鹿児島県出身の20歳。姉の影響でダンスを習い始め、小さい頃から人前に経って踊ることが好きだったそう。中学生になると芸能界に入ることに憧れを覚え、オーディションを受けたこともあった。高校生の頃にはご当地アイドル「Seven Colors」のメンバーとして活動していた時期があり、定期的な活動を通じて、現在に繋がるパフォーマンスの基礎を築き上げていった。

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