2019年1月に=LOVEの姉妹グループオーディションに合格し、≠MEのメンバーとしてデビューを果たした冨田。歌唱力、ダンススキルが高く評価され、同年8月に発表された初のオリジナル曲「≠ME」でセンターに抜擢。

 プロデューサーの指原はSHOWROOMで「絶対センターで、この子が引っ張っていくんだろうなっていうシーンが頭の中で見えていた」と当時の印象を振り返り、中でも冨田の歌声をセンターに選んだ決め手として挙げていた。その後冨田はミニアルバムのリード曲『秘密インシデント』、1stシングル『君はこの夏、恋をする』など多くの楽曲でセンターを務め、グループ初のソロ曲も発表、不動のセンターとしての地位を確立している。

 そんな冨田に対して最初はクールなイメージを抱いていたのだが、メンバー同士でふざけあったり、笑い上戸だったりと、明るく親しみやすい性格の持ち主。『≠ME 先輩、も~っと教えてください!!』(BSスカパー!)では珍回答を連発、『イコノイ、どーですか?』(TBS系)の自己アピール企画でも「世界で一番上手にハッとします」というシュールなネタを披露するなど、近頃はバラエティでも頭角を現しつつある。

 AKB48乃木坂46、そして姉妹グループの=LOVEとアイドルグループにおける最初のセンターはグループの基調を担うものであり、冨田もまた例外ではない。そこで冨田が自身の強みであり魅力として見出したのが指原も指摘するパフォーマンス力である。後編では≠MEの楽曲で重要な役割を担っている冨田のパフォーマンス力について触れていく。

アイドルセンター論

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