■過去を気にしているのは「アイツのせい」

 また専門家は、自分と近い人が失敗したときに最も喜びが強まると補足し、児嶋の顔を見て笑いだしてしまった。すると児嶋は「いやいや、思ってないから」「無理やり……やめて!」と抗議したが、さんまも「1年ぐらい“渡部バブル”なんですって」と再び児嶋を渡部イジり。児嶋は「言ってないです!」「渡部バブルじゃない、“児嶋フィーバー”!」と否定した。

 その後、「自分なりにかっこつけてる仕草」での人間性チェックに、児嶋は「目線はずし」と答えると、専門家は「右と左だったらどっちを見ますか?」と確認。「こっちかな」と児嶋が左下を指すと、専門家は「過去をすごい気にしてるタイプ」と指摘。さんまがすかさず「一昨年からね」と言うと、児嶋は「やめてください。ありましたけどいろいろ」と諦めの表情。専門家は、右肩上がりという言葉があるように右側は未来を意味し、左側は過去を印象づけると説明すると、児嶋は左下を見ながら「確かに過去で、しかも、わりと近めの過去を見てた気がする」とつぶやき、「アイツのせいか」と吐き捨て、スタジオを爆笑させた。

 終始さんまから渡部イジりされる児嶋に、視聴者からは「思いきり過去を気にしてた児嶋さん」「最近は児嶋さんも渡部さんをイジってるよねw」「あくまで児嶋フィーバーなのか(笑)」「クソわろた」「ポジティブ最高」など、同情の声が上がった。

 渡部のスキャンダル以来、児嶋は釈明に追われた一方で、バラエティへの出演も増えた。最近ではネットショップビジネスを手がける「STORES」など、CM出演も順調だ。ここで気になるのは、謹慎中の渡部の動向だ。年明けには豊洲市場でアルバイトをしていることがニュースになっていたが、7月5日には『週刊女性PRIME』が、渡部が新たに4億円のマンションを妻である佐々木希(33)の個人事務所名義で購入したと報じた。すでに転居済みだということで、これまでの周辺住民やマスコミの目を避け、心機一転、新たな生活をスタートさせたのではないかといわれている。

 かつては、多くの番組でMCとして多忙な日々を送っていたが、現在は主夫として静かな生活をしているという渡部。いまや児嶋のほうがバラエティでひっぱりだこ、コンビ間の立場はすっかり逆転してしまった。さんまだけでなく、有吉弘行(47)なども、たびたび渡部イジりをしているが、はたして渡部がテレビに復帰する日はくるのだろうか。

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