■ケンティ、木村にビビりまくり

 城島茂(50)から「どんな感じ?」と聞かれた中島は、脚と腕を組んで木村のモノマネをしかけたが、ふと我に返り「俺、殺されません?」と真顔。これに松岡昌宏(44)が「殺されないと思うけど、たぶん今楽屋で見てらっしゃる」と言うと、中島は「え、今日いるんですか? 木村さん」とビックリ。

 松岡は「だってこの後そうじゃん」と、同局で木村の収録があることを匂わせると、中島は動揺のあまり「嘘だろ?」と目を見開いた。松岡は中島の急なタメ口に、「ちょっと待って。俺、一応おまえの先輩」と苦笑い。

 後輩たちの間では、木村にあいさつに行くのは一種の“登竜門”的なものだったといい、中島は「僕も1回、木村さんにあいさつしたときにちょっと痛い目に遭って」と振り返り、『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の収録の合間だった木村に廊下で会った際、「木村さんにちゃんと自分を知ってもらいたい」と意を決し、あいさつをしたという。

 木村は中島を見て「うっす」と返事をしてくれたが、中島は会話を続けたいと思い何か言おうと焦り、何も浮かばず「お願いします!」口走って、木村に「何が?」と聞かれてしまったと語った。

 中島は「何が? ってなったからヤベェと思って。で、僕もここで返さないと試合終われないから」と、とっさに「これからもです」と答えると、木村から「そう」と返事がもらえたといい、中島は「勝ったと思った」と続け、TOKIOを爆笑させた。

 松岡は「渾身だな」「とりあえずそこはきちっとごあいさつできた」と中島の機転を大絶賛。中島も「ちゃんとピリオドが打てた。ピリオドのない試合だったから」「毎回あいさつのときにいっつもピリオドを打っていただけなかったから」と満足げだった。

 中島は、前回出演時も、今回もトークでの言葉選びや話のまとめ方が秀逸で、TOKIOメンバーからも感心されていたが、ファンだけでなく先輩やメンバーなどへの気遣いもできる男として知られている。

 今回番組内でも明かしていたが、東山とは、東山の2人の娘にクリスマスプレゼントを贈ったり、家に遊びに行ったりする関係。またメンバーの菊地風磨(26)は、今年4月放送の『MEKURE』(日本テレビ系)で、誕生日の仕事帰り、帰りの車に乗り込もうとすると中島が自分の座るところに座っており、「これを君に」とサプライズでたくさんのプレゼントをくれたこというエピソードを明かした。

 そんな“気遣いの男”ケンティを緊張させる木村のオーラは、やっぱりハンパじゃない!?

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