■わずか10秒!! 表紙情報だけでサーバー落ちる

 目黒が同誌で単独表紙を飾るのは初めてとあって、2020年5月11日には日之出出版の公式ツイッターアカウントで完売が報告され、後に重版となった。

「雑誌完売と重版したことだけでも十分にすごいことなのですが、目黒が表紙を飾ったこのときの『FINEBOYS』は、発売前から騒動が起きていました。

 発売2日前の2020年5月7日、日之出出版のツイッターは目黒が表紙を務めるとの情報を解禁し、公式サイトへのリンクを載せたツイートをしました。ところが、このツイートの4分後、日之出出版のアカウントが“すみません。解禁して10秒でサーバー落ちてしまいました”と投稿したんです。ただ表紙を務めるとの情報が出ただけでサーバーがダウンするとは、それほど注目が高かったということですよね」(前出の女性誌記者)

 目黒が表紙を務めた雑誌で誕生した伝説はこれだけではない。

『色気の在りか。』と題した特集が組まれた、今年3月24日発売の女性誌『anan』(マガジンハウス)で目黒は、同誌で初めての表紙を飾った。

「このときの『anan』も、発売されると全国の書店で売り切れが続出して、3月26日に緊急重版されると発表されました。

 重版にあたってマガジンハウスは、“色気特集でのananソロ初表紙という、満を持しての登場に大部数発行の中にもかかわらず、異常な売り上げを記録、書店様からの注文が相次ぐ中での緊急重版となりました”とのコメントを出しています。事前に大部数を発行していたにもかかわらず、それを上回る勢いでの売れっぷりは、出版社は嬉しい悲鳴を上げたのではないでしょうか」(前同)

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