“憲法違反”で死に体!菅内閣に「政権批判で坂上忍『バイキング』クビ」出演者が参加のワケの画像
菅義偉首相、坂上忍

 菅義偉(72)内閣の支持率が下げ止まらない。

 7月12日にNHKが発表した世論調査によると、菅内閣を「支持する」と答えた人は、6月より4ポイント下がって33%と、2020年9月の内閣発足以降、最も低くなった。一方で「支持しない」と答えた人は1ポイント上がって46%となり、発足以降最も高くなった。

 そんな中、加藤勝信官房長官(65)は7月9日、同日付で内閣官房参与に岸博幸慶応大大学院教授(58)を起用したと発表。岸氏は、成長戦略や規制改革、経済、広報戦略などの分野を担当するという。

 岸氏は1986年に通商産業省(現・経済産業省)に入省。竹中平蔵元内閣府特命担当大臣(70)の秘書官などを経て退官。以降、民間企業の役員や内閣府国家戦略特区ワーキンググループ委員などを歴任した。

「岸氏の内閣官房参与就任について、一部関係者の間では驚きの声が上がっています。というのも、岸氏は、坂上忍(54)がMCを務める『バイキング』(現在は『バイキングMORE』、フジテレビ系)で、舌鋒鋭く政権批判をしまくっていましたからね」(夕刊紙記者)

 コロナが日本でも拡大し始めた2020年3月2日放送の『バイキング』で、岸氏は「私は感染拡大は厚労省の人災の側面が大きいと思います」と、政府や担当省庁の対応を痛烈に批判。

 同月30日の番組でも、「日本より遅く感染が始まったアメリカはとっくに200兆円の経済対策が決定してるんです。日本は先に感染が始まったのに、まだ今の段階でこれだけのことしか言えねぇのかよ、と」と切り捨てたのも大きな話題を呼んだ。

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