
お笑いコンビ・霜降り明星の粗品(28)が、7月9日深夜放送の『霜降り明星のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で大規模土石流の被害に遭った静岡県熱海市について「熱海が終わったもんな、雨で」と発言したことが、いまだに関係各所に波紋を広げている。
7月14日、番組を放送するニッポン放送の檜原麻希社長はオンラインで定例記者会見を行い、「誤解を受ける発言で、局として大変残念」と語り、「みなさまにもご心配をおかけし、お詫びします」とリスナーに向けても謝罪。
当該の番組内で「現在も安否の不明な方がいる中で、配慮のない発言をしてしまい申し訳ございません。取り消してお詫びいたします」と謝罪した粗品本人については、「番組終了後、プロデューサーから厳重注意した。深く反省していると聞いている」とコメント。
今後の対応として「自由に話せる分、パーソナリティの責任も大きい。局のほうから伝えていくことも大事」と語った。
「今回の一件で、粗品本人のみならず『オールナイトニッポン』の各曜日を担当する菅田将暉(28)、星野源(40)、ナインティナイン、オードリーといったパーソナリティ全員が、ラジオでの表現に関する勉強会、講習に参加することになったといいます」(芸能プロ関係者)
渦中の粗品は7月14日放送の『2021FNS歌謡祭 夏』(フジテレビ系)に出演し、ファーストサマーウイカ(31)とともに同局系ドラマ『#コールドゲーム』の主題歌『帰りの花のオリオン』を披露。
しかし、視聴者からは「粗品どの面下げて出たの?」「この失言はノリで済まされない FNS歌謡祭に出てて驚いた 本人の言葉で謝罪はないの?」「霜降り明星の粗品は、実力が無いのにコネで持ち上げられて、天狗になってる」といった厳しい声が寄せられた。