■“まな板事件”に続き、粗品ブチギレの“暗転事件”も

 粗品については、5月14日に放送された『新しいカギ』(フジテレビ系)の収録の際、焼肉を食べながらトークをするコーナーで、用意されたまな板をADが本番直前に洗剤で洗ってしまうということがあり、粗品がそれに激怒。「営業前の焼肉店で、洗剤でまな板を洗うなんてありえない。新しいのを用意して」となり、スタッフのなだめも通じず、まな板を急きょ買いに行くことになり、“まな板待ち”で収録時間が数時間止まってしまったという“まな板事件”が勃発していたとも報じられたばかり。

 お笑い第7世代のトップをひた走る霜降り明星だが、粗品のラジオでの非常識発言、まな板事件も大々的に報じられ逆風状態にある。そんな粗品については、さらにさまざまなトラブルも聞こえてきている。

「粗品さんは多くの制作スタッフと衝突していますよ。彼が台本や事前の準備を見て言う“これ、ちゃいますねー”という言葉が悪夢になっている人も多数いますね。

 少し前ですが、爆笑問題と出ていたお笑い番組で、他の出演者と同様、霜降りがネタを披露する回があったんです。そのネタはラストに暗転させて(舞台の照明を消して)終了という流れで、粗品さんが“サインを出すからそこで暗転させてくれ”とスタッフに伝えていたそうです」(制作会社関係者)

 しかし、霜降り明星は今や各方面に引っ張りだこ。仕事が忙しすぎて、ぶっつけ本番でネタを披露することになったという。

「本番で、粗品さんがサインとなるセリフを言うのを忘れてしまったそうで、それでスタッフも暗転のタイミングが分からず、少しズレてしまったそうなんです。本番終了後、これに粗品さんが“サインなくてもそんなんわかるやろ!”とブチギレて、それに番組上層部も激怒。言い合いとなり、番組上層部は“二度と使うか!”と発する事態にまでなってしまったといいます」(前同)

 そんな霜降り明星は、実はレギュラー番組の視聴率も振るっていない。

 フジテレビが“社運を賭けている”と言われる『新しいカギ』だが、4月23日の初回放送は世帯視聴率4.7%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)、5月14日は5.1%、5月28日は4.8%と、ゴールデン帯とは思えないような厳しい数字が続いている。

「『新しいカギ』は話題のコア視聴率も良くありません。どうやら、早くも10月改編で大きな動きがあるみたいですよ。

 また、4月からは霜降りの粗品とせいや(28)、西川貴教(50)がMCを務める『オトラクション』(TBS系、毎週火曜日19時から)がゴールデンの時間帯でスタートしましたが、6月22日の世帯視聴率は2.9%、コア視聴率も1.2%と即打ち切りレベルの数字を記録しています。

 爆笑問題と霜降りがMCを務める『爆笑問題&霜降り明星のシンパイ賞!!』(テレビ朝日系、毎週日曜日21時55分から)も7月11日の世帯視聴率は5.6%、コア視聴率2.1%と、ちょっと厳しい数字ですよね」(同)

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