■『とくダネ』元アナが人事局への驚き異動

 そんな中、フジテレビアナウンス室は解体に向かっているという見方もある。7月1日付の人事では久代元アナをはじめ、6人のアナウンサーが別部署に異動している。

「ちなみに、『週刊文春』(文藝春秋)で“竹林不倫疑惑”が報じられた秋元優里元アナ(37)は、2019年7月の人事でアナウンス室から『編成制作局コンテンツ事業センター コンテンツ事業部』に異動していますが、今回の人事で同部署の主任へと昇進しています。コンテンツ事業部に骨を埋めるつもりなのかもしれませんね。

 また、森本さやか元アナ(43)は、今回の人事異動で『編成制作局アナウンス室 副部長』から『人事局労務厚生部 副部長』というポジションに異動したんです」(前出の制作会社関係者)

 森本元アナといえば、長年にわたって朝の情報番組『とくダネ!』でサブMCを務め、お茶の間にもよく知られた存在だ。

「フジテレビでも新型コロナウイルスのワクチン職域接種をやっていますが、今、森本元アナがワクチン接種の受付担当をしているといいます。人事局労務厚生部ですから、まさにそういう仕事なんでしょうね。

 ただ、お茶の間でおなじみの森本元アナの異動からも、まさに今、フジテレビアナウンス室が解体に向かっていることがうかがえますよね」(前同)

 コロナ禍でスタジオに入れる人数を制限したりなど、今、アナウンサーの仕事がどんどん減ってきているという。そんな中、フジテレビ上層部は、仕事が減ってきたアナウンサーたちに新たな職場を用意しているということだろう。

「テレビ局で働く人たちは取材や撮影で不特定多数の人と接触しますから、ワクチン接種が急務です。それを取りまとめる森本元アナの仕事も非常に重要ですよね。また、アナウンス室副部長から労務局副部長と、同じ副部長職での異動であり、降格でもありません。

 それに多くの企業では、人事を経験した社員はその後出世すると言われています。森本元アナも今後、社内でどんどん重要なポジションを担うようになっていくのかもしれませんね」(同)

 次回の人事異動でも、アナウンス室から別部署に異動するアナウンサーが続出するのだろうか……。ステマ疑惑が報じられた女子アナたちは今、戦々恐々としている!?

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