■視聴率で軍配が上がったのは……

 赤楚は10代の頃から愛知県名古屋市にて“赤楚衛(あかそまもる)”名義でモデルやタレントとして活動し、2010年から2012年頃まで男性アイドルグループ・BOYSANDMENのメンバーでもあった。

 2014年にら小栗旬(38)や綾野らが所属する事務所に入り、2017年9月から『仮面ライダービルド』(テレビ朝日系)で主要キャラの万丈龍我 (仮面ライダークローズ)を好演するなど実績を重ねていった。

「赤楚が演じる樋口はつかみどころのない人物で、編集部内で“変人”と言われています。ただ、樋口は冷徹な中島健人演じる長谷部の言動に苦しみながらも、編集部で必死に働く小芝風花演じる佐藤を優しくフォロー。

 ご飯を食べていない佐藤にさりげなくおにぎりを差し入れたり、落ち込む彼女を飲みに連れて行ったり、兄貴分として支えてあげています。赤楚演じる樋口は、まるで少年のような笑顔を見せるときもあり、明るくて優しい彼の存在は癒やしを与えてくれますし、女性ファンから“かわいすぎる”と支持を受ける赤楚によく合っていますね」(前出のテレビ誌ライター)

 赤楚の演技に視聴者からは、「カノキレの赤楚くんかっこかわいいすぎて、見てるあいだずっとニヤニヤしちゃう」「赤楚くんのことじーっと集中してみたらだめだよ…かわいいもん…やられちゃうよ…樋口くん優しいしコロッといっちゃうよ…。薄目!薄目で見なきゃ!」「樋口くんがひたすらに癒し……声大きめで肯定してくれるひぐちくんさいこう……弊社にもひぐちくんください」といった反応が寄せられている。

「大人気の赤楚さんは10月クールの、同じフジテレビ系の木10ドラマ、安藤サクラさん(35)の主演作への出演も決まっているといいます。つまり、渡邊さんが出演中の『推しの王子様』の次の作品に、赤楚さんが出るということですね。人気沸騰中の渡邊さんも、すでにさらなる大きな仕事が決まっているのではないでしょうか」(ワイドショー関係者)

 もの凄い勢いで視聴者を胸キュンさせまくっている両者。

「赤楚さん出演の『彼女はキレイだった』は、7月13日放送の2話で世帯視聴率7.0%、個人視聴率は3.9%。渡邊さんが出演する7月15日放送の『推しの王子様』は世帯6.0%、個人3.3%でしたので、“2大胸キュン俳優”が出演するドラマでは、『彼女はキレイだった』に軍配が上がりました。

 赤楚さんも渡邊さんも主演ではないので、一概に2人の存在、演技が視聴率に結びついているとは言えないでしょうが、ただ、圧倒的な魅力を見せる両者のためにドラマを見ようとする人はこれから増えるでしょう。ドラマの展開も気になりますが、彼らの人気がどのくらい増していくかも楽しみですよね」(前同)

 視聴率はそこそこと言えそうだが、民放局の番組が配信される動画配信サービスTVerではかなり視聴されている両ドラマ。クール系の渡邊と癒やし系の赤楚――今夏は、フジテレビ系ドラマに降臨したイケメン俳優の“沼”に落ちないよう要注意!?

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