■譜面台に置かれたいたのは楽譜ではなく……
番組終盤で登場したKinKi Kidsは、1998年7月発売の名曲『全部だきしめて』と、今年7月21日にリリース予定の新曲『アン/ペア』の2曲を披露。そこで堂本剛(42)と堂本光一(42)の2人があるサプライズをしかけていた。
「『全部だきしめて』で、剛はギターを弾きながら歌っていたのですが、真剣な表情で歌う彼が使用する譜面台に途中カメラがズーム。すると、そこには楽譜ではなく、なんと若い頃の中居の写真が何枚も置かれていたんです。この仕掛けに中居は、“やられた”という感じで、笑顔を浮かべていましたね。
また、『アン/ペア』では曲終わりに、光一が衣装のジャケットを脱いで、中居とKinKi Kidsの3ショットが背中にプリントされたシャツを見せるというパフォーマンスを行ないました。
KinKiKidsは昨年の『音楽の日』に出演した際も、『KANZAI BOYA』で披露するジャニーさんのモノマネ姿で、光一が“ユー、名前思いついたよ。スケートボーイズだよ”“ユーも歌ってよ。中居歌ってよ”と話すなど、出演する度に中居をイジるのが定番化。今年もしっかりやってくれましたね」(前出の女性誌ライター)
トークパートでKinKiKidsは、中居と30年の付き合いをになることに触れ、光一が「(中居との)勝手に輪は感じています」、剛が「中居さんがどう思ってらっしゃるかはあれですけど、でも僕らは勝手に輪を感じながら」と話していた。
「光一さんもトークパートで語っていましたが、昨年3月いっぱいでジャニーズを退所し、今は別々の事務所にいる中居さんと現役ジャニーズタレント。しかし、両者の絆は今も健在、全く変わりませんよね。
中居さんは、生前のジャニー氏の誕生日を祝う会にSMAPとして唯一参加していたといいますが、ジャニー氏が2019年6月に倒れた際も、すぐに病院に駆けつけるほど、深く慕っていたといいます。そんなジャニー氏を尊敬し、慕う部分で、中居さんは現役ジャニーズの面々とつながっているのでしょうね。
だからこそ、ジャニーズを辞めた今でも、『音楽の日』のような共演の場では中居さんだからこそできる質問がありますし、他のジャニーズタレントが出る音楽番組にもない、特別な化学反応が起こるのではないでしょうか」(前出のワイドショー関係者)
「日本一のMC」とも称される中居の腕前が、存分に発揮された8時間の生放送だったようだ。