「佐藤二朗さん(52)がMCを務める人気クイズ番組『99人の壁』(フジテレビ系)が、9月末をもって終了するようです」(制作会社関係者)
3度の特番を経て、2018年10月からレギュラー番組としてスタートした『99人の壁』。一般人、著名人らで構成される100人の参加者の中から1人がチャレンジャーになり、99人の「ブロッカー」を相手に自分の得意分野のクイズで対決。5問連続で正解すれば賞金100万円を獲得できる、というクイズバラエティ番組だ。
個性派俳優の佐藤が初MCと初レギュラーを務めるということで、番組は開始前から注目を集めていた。
「番組はたしかに開始当初、好評でした。ただ、『99人の壁』にはいろいろな問題もありましたからね……」(前同)
2020年2月、『99人の壁』の番組サイトは「お詫び」と掲示し、100人の出場者を集めて収録すべきところ、人数が不足した際に、解答権のないエキストラを番組に参加させていたと説明。
「本番組が標ぼうしている『1人対99人』というコンセプトを逸脱していたことになります」と、不適切な手法による番組制作を認めたのだ。
これを受け、佐藤は自身のツイッターを更新し、「残念だ。99人の壁と謳っているのに99人の解答者を揃え切れない回があったとの事。現在は改善されてると聞くが、お客様(視聴者の皆様)には心からお詫び申し上げる」と謝罪。
さらに「スタッフと話し合い、褌を締め直した彼らと今後も作品を創ると決めた。真剣勝負。これこそが、この作品の誠意でなければならない」と決意を新たにした。