■度々の復帰未遂の“首謀者”も腹を決めるか
さらに、有吉だけでなく、『有吉反省会』のスタッフからも渡部復帰を後押しする動きが出てくる可能性があるという。
「『有吉反省会』の総合演出は、日本テレビを代表する敏腕演出家で、６月に執行役員に昇格した高橋利之氏が務めています。高橋氏は、『笑ってはいけない』や『行列』も手掛けていて、結果的に未遂に終わりましたが両番組での渡部さん復帰を画策してきた人物として知られています」（制作会社関係者）
３月５日発売の『週刊現代』（講談社）では、５月のゴールデンウィーク放送の『行列』の特番で渡部が復帰する計画が持ち上がっていると報じ、記者から直撃を受けた高橋氏が「あなたが考えている通りになると思います」と語ったこともあった。
前出の制作会社関係者は続ける。
「実は、高橋氏は今、『有吉反省会』の打ち切りに相当怒っているそうなんです。出演者が多く制作コストがかかる、今後の伸びしろや新展開が期待できる内容ではない、といった理由から今秋で終了となるという『有吉反省会』ですが、視聴率は堅調なんです。数字がしっかりと残っていて、よくネットなどでも話題になるにもかかわらず終了する。番組を立ち上げた高橋氏が憤るのも無理はないですよね。
高橋氏には、友人関係にあるという渡部さんの復帰を何度も画策してきた経緯がありますし、有吉さんが報道通り渡部さん出演に大マジであれば、番組の責任者として『有吉反省会』の最終回で大博打を打つというのもありえるかもしれません」
