■逆算で『M-1』準決勝に進出!

 2020年10月、サーヤはラジオ番組『卒業アルバムに1人はいそうな人を探すラジオ』(文化放送)のパーソナリティに就任。その際、代理店に勤務しながら芸人をやっていることについて、「相乗効果はあった。社会人になってから(仕事で)商品からターゲットを決めて、そしてキャッチコピーを考える逆算が、芸人も当てはまる」とコメント。

 さらに「素人すぎる見え方だったので、衣装をそろえてターゲットを考える“逆算”のお陰で、ずっと『M―1』が2回戦止まりだったけど、(その戦略で)準決勝に行けました」と語った。

「そのお笑いの能力も高く評価されており、笑福亭鶴瓶さん(69)も2人の漫才を目にして“芝居が上手い”と感心していたといいます。お笑いへの情熱は学生時代から高く、それが大阪進出にもつながったのではないでしょうか」(前出のお笑いプロ関係者)

 4月4日、ラランドは「事務所設立&会社方針記者発表会」を行い、重大発表としてサーヤは「4月から我々、大阪進出させていただきます」と発表。2020年はさまざまな仕事をこなしたが“タレント化”していることを懸念しており「お笑いの英才教育をさせていただいて、お笑いをちゃんと上達させていただいて、東京に戻ってくる」と説明した。

 関西の番組に積極的に出演し、定期ライブも実施。また、東京での仕事も続けていくとし、4月21日と7月21日には、大阪ローカルの情報番組『2時45分からはスローでイージーなルーティーンで』(カンテレ)で、ラランドはMCを務めた。

「ビジネスやお笑いだけではありません。サーヤは最近、歌手活動もスタートさせているんです」(前同)

 5月20日、ゲスの極み乙女。indigo la End川谷絵音(32)による楽曲をさまざまなボーカリストに歌ってもらうプロジェクト「美的計画」のボーカルをサーヤが担当し、歌手デビューを果たすことが明らかになった。

 同日、サーヤはツイッターを更新し、「この度、川谷絵音さんのソロプロジェクト『美的計画』に歌唱参加させていただきました! ずっと密かに夢見てきた事で、ぶっちゃけ今でも嘘みたいです」と報告した。

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