■リニューアル後、視聴率はさらに低下、評判も散々……

 大幅なリニューアルに踏み切った背景には、視聴率が関係していると思われる。

「『VS魂』は、1月3日の初回放送では平均世帯視聴率は9.0%、個人視聴率6.0%を記録しました。ところが、放送を重ねるに連れて数字を落としてしまい、世帯視聴率はずっと6%台に。

 前番組の『VS嵐』は2019年1月の嵐の活動休止発表から昨年12月までの約2年間、世帯視聴率で約11%という結果を出していたことを考えるとかなり落ち込んでいます。今話題のコア視聴率は3%台とめちゃくちゃ悪いというわけではないけれど、もう一息というところ。そのため、テコ入れに踏み切ったのだと思われます」(制作会社関係者)

 このように、7月15日からリニューアルされた『VS魂』だったが、

「リニューアル後、2度目の放送の7月22日の世帯視聴率は5.6%とさらに低下してしまったんです。いよいよ世帯視聴率が5%台に突入……。この日は、東京五輪の開幕式前日で、横並びの『NHKニュース7』が高い数値を記録していました。それで落ちたということもありそうですが、コア視聴率が問われる時代とはいえ、今後、世帯視聴率が5%を切ってきたら、かなり大きなインパクトがあるでしょうね。嵐の相葉さんが中心の、ジャニーズの人気タレントが集結している番組ですからね」(前同)

 7月15日から始まった『VS魂』のリニューアルには、「いやVS魂もね顔は良いの、走ってる姿も泳いでる姿も、天然な所も良いの……。でも内容がクソつまんないの……」「VSの原型無くなってるの辛すぎて見てられない」「VS魂迷走しすぎな」といった厳しい意見がネットにも寄せられている。

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