■定まらない企画、トークコーナーの魅力も激減
7月29日、リニューアルしてから3回目の放送が行われた。
「リニューアルしてから、放送される企画の内容が不安定なんです。7月15日は『マッチング炙り対決』以外に、陸上の400mリレー、プールでの4×25mのメドレーリレー、東京ドイツ村の芝ソリゲレンデを使った“ボウリング対決”とスポーティーな企画がメインでした。
しかし、7月22日には料理企画2本と『Top of Sexy対決』の前半戦とスポーツ色が薄まりました。
そして7月29日は熱湯入りのジョッキを持ったままジェットコースターやウォータースライダーに乗って、いかに熱湯をこぼさないか競うゲームなど、往年のお笑い番組を彷彿とさせる『真夏のよみうりランド対決』。バスケットボール対決を行う『今日もミラクル★相葉くん』。『Top of Sexy対決』の後半と、前週のメインだった料理企画がなくなり、急にお笑い色が強くなりました。
同じ番組なのに、週ごとに放送される企画のカラーが変わるので、視聴する側としてはついていきにくいですね」(前出のテレビ誌ライター)
さらにゲーム対決以外でも、
「スタジオでゲームを行っていた時代は、ゲストチームが6〜7人、レギュラーチームに加わる“プラス魂ゲスト”も毎回2人いて多くの出演者がいました。そのため、ゲームをしていないときのトークがにぎやかに繰り広げられていて、番組の見どころの1つになっていました。
しかし、リニューアル後のスタジオコーナーは進行役のお笑い芸人が1人、ゲストも1〜2人と少ない。その上、レギュラー陣だけではそれほど場を盛り上げられず、トーク部分の魅力が随分と減ってしまったように感じられますね」(前同)
新生『VS魂』はまだ始まったばかりとはいえ、「VS魂 面白くなさすぎて観るのやめた」「VS魂 深夜番組みたいになってるけど大丈夫……? 今後ずっとこうなの?」といった声もネットに上がっている。
「まだリニューアル後すぐとはいえ、すでに不評の声が多数出ていますし、改善する必要があるのでしょうね。数字も評判も悪く、番組は窮地を迎えていると言えそうですし。視聴者が満足できる新しい番組の方向性がなるべく早く見つかれば良いのですが……」(同)
迷走が止まらない感のある『VS魂』の未来は、いかに!?