■永瀬廉の出番は来るか?

 それでも、菅波は優しくて、洗濯機の残り時間のデジタル表示を見ながら、「あと11分です、洗濯が終わるまで、僕はここにいなきゃいけない。ついでに聞きますよ」と語りかけると、百音を悩みを聞き始めた。

 そして、念願の仕事に就けたことで意気込みすぎ、百音が空回りしていることを察した菅波は、「勝手に分析してもいいですか」と前置きし、「誰かが危険な目に遭うことを怖がりすぎていませんか」と、故郷の島での経験に追い詰められていると指摘。「もう少し自分をゆるめてあげてもいいんじゃないでしょうか」とアドバイスした。

 すると、少々理屈っぽいが、自分の悩みを理解してくれる菅波に、百音は「私、先生にずっと会いたかっ……」と言いかけたが、菅波の洗濯の終わりを告げるブザーの音が。ようやく思いを告げられるはずだったのに、まさかの中断となってしまった。

 今後も2人の“モヤモヤ”関係は続きそうだが、その間に割って入る恋のライバルとして気になるのが、幼なじみの“りょーちん”こと亮(永瀬廉/22)だ。百音は妹の未知(蒔田彩珠/18)と亮の関係を気にかけているが、まだ、亮の未知への気持ちは、ちゃんと描かれていない。

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