■「元祖 友達以上、恋人未満の森光子より」

 視聴者は邪推していたが、木村と東山が結婚したのは2010年、木村が34歳のとき。当時、森さんは2人の結婚にあまりいい感情は持っていなかった、結婚の発表に相当に落ち込んでいたなどとも噂されたが、2人の結婚を祝福するコメントで、森さんは「ちょっぴり花婿の母の気分」だと明かし、「元祖 友達以上、恋人未満の森光子より」と、東山との絆の深さをうかがわせていた。

 一方の東山は、2020年に出演した『サワコの朝』(TBS系)で、阿川佐和子(67)から「森さんと結婚すると思ってた」とツッコまれ、「よく言われました」と笑い、森は家族のような存在だったと明かしていた。

 木村と森さんとのエピソードを聞いた松岡は、「俺ね。1回だけ普通にタメ語で話されたことがあって」と、森さんとのやり取りを告白。森さんは大御所だったが、誰に対しても常に敬語で、後輩のTOKIOに対してもそうだったため、国分太一は「え~、想像できない!」とビックリ。

 松岡は、とある舞台を見にいったときにたまたたま森さんと一緒になり、エスコートしていたが、森さんは隣に座った松岡の膝にポンと手を置いて「あんた変わらんなくていいわね」と言ったという。これを聞いた城島が、「舞台のセリフみたい」と目を丸くすると、松岡も「『放浪記』の森さんだったの」と森の様子を語り、「ありがとうございます」と返したところ、森が「そのまま、そのままで」と言ってくれたと続け、「あの一瞬はなんだったんだろうって。スーッと緊張した」と、大先輩との思い出を語った。

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