『ナイトドクター』岸優太「深澤の一本立ち」同じ医療ドラマ『TOKYO MER』と明暗分かれるの画像
岸優太

 女優の波瑠(30)主演の月9ドラマ『ナイト・ドクター』(フジテレビ系)の第6話が8月9日に放送され、世帯平均視聴率が10.2%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)だったことが分かった。

 同ドラマは、働き方改革を目指して立ち上げられた、夜間勤務専門の救命医チーム「ナイト・ドクター」の、年齢も性格も価値観もまったく異なる5人の医師たちが、夜は命に、昼はそれぞれの人生に向き合いながら絆を紡いでいく青春群像医療ドラマ。

 前回、働き方改革による労働時間の減少によって経験が積めず、成瀬暁人(田中圭/37)に追いつくことができなくなると焦った朝倉美月(波瑠)は、昼間に違う救急医で働くことに。しかし、朝倉の過労は明らかで、深澤新(岸優太/25)は彼女の体調の変化が気になっていた。

 そして、第6話では、工場の事故で複数の傷病者が出たと出動要請が入り、本郷亨(沢村一樹/54)は朝倉、成瀬、深澤たちを現場に向かわせた。深澤が崩れた資材置場を見に行くと、重傷を負った作業員がいたのだが、治療の自信がない深澤は朝倉に処置を頼む。しかし彼女は過労のせいで立ちくらみを起こし、資材の山から転落。意識を失った朝倉は、一度は深澤の呼びかけに目を覚まして処置を再開するが、全ての傷病者の搬送を終えると再び倒れ込む。

 朝倉は肋骨を骨折しており、気胸(肺に穴が開いて空気が漏れ、肺が委縮してしまう状態)の疑いがあるという。深澤は「朝倉が疲れていると分かっていたのに、患者の処置を任せきりにしていた」と、彼女のケガは自分のせいだと悔やんだ。

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