お笑いコンビ・オードリーの若林正恭(42)にとって、映画『フィールド・オブ・ドリームス』は思い出ぶかい作品だという。
「若林は小学4年生の時、父親に連れられて同作を見に行ったそうです。その際に、派手なプレーシーンがあるわけでもなく、つまらない映画だな、と思って終わったら、初めて父親が号泣しているのを見たそうです。で、その理由を聞くこともできず“大人って大変なんだなぁ”と思いながら帰った、という思い出を語っています」(女性誌記者)
2016年に若林の父は世を去ったため、“亡き父との思い出の作品”となった『フィールド・オブ・ドリームス』。7月10日のニッポン放送系ラジオ番組『オードリーのオールナイトニッポン』でも、若林は渡米してコメディアン修業中のピース・綾部祐二と同作について電話で語りあったことを明かした。アメリカ在住の綾部が、インスタグラムに同映画の聖地巡礼写真を投稿したことがきっかけだという。
同作は、米国で1989年に公開された、野球を題材にした映画。アイオワ州の田舎に住む主人公が、不思議な声に従ってトウモロコシ畑を切り開いて球場を造ると、メジャーリーグの伝説の選手たちがよみがえるというストーリー。夢をテーマにしたこの作品は、米国はもちろん日本でも人気を博し、現在も多くのファンがいる。
8月12日、その映画が現実のものとなった。映画の舞台であるアイオワ州タイアーズヒルのトウモロコシ畑の真ん中で、ホワイトソックス対ヤンキースのメジャーリーグ公式戦が開催されたのだ。