■宮迫と木下のシンクロ
その時点ではまだ「そんな言い方しやがって」くらいの心境だったという木本が、その後４月５日放送の『ワイドナショー』（フジテレビ系）に木下が出演し、コンビ関係について聞かれた際に、
「木本がコンビを残したい言ってきたんで残してます」
と説明したことで、「それはもうウソやん！」と思った木本が、話をしようと直接会ったのが、退所後初の再会だったという。
「直接、木下と話し合った際は、木本から見て“とぼけてる感じ”だったそうです。同時に木本は“昔から常識外れというか、そこを面白がってきた責任もあるから”と、コンビ愛や、責任感の強さを感じさせるコメントをしていました。思えば、宮迫も致命傷となったのは闇営業騒動そのものではなく、その後会見でついた嘘のほうでしたね……」（前出の専門誌記者）
宮迫は当時、１９年６月７日時点ではツイッターにて《闇営業はしたがギャラはもらっていない》という旨の弁解をしていたが、その後実際は受け取っていたことが事務所から公表され、７月１３日には「宮迫のギャラは１００万円だった」と正式に報じられた。
「ＹｏｕＴｕｂｅで一定の成功を収めている宮迫と違って、木下はチャンネル登録者数３万人、再生数も５万を越えない動画が多いですが、それ以外の“不祥事で事務所を辞めた”“その後虚偽の説明をしていた”“コンビをやり直したいと意思表示はしているが、まったく進展していない”という部分が、宮迫をそのままなぞっています。このままだと、いずれＴＫＯも解散してしまうのでは……ともっぱらです」（前同）
コンビ芸人として大成功を収めていた雨上がり決死隊。こんな最後になろうとは、誰が予想できただろうか。ＴＫＯの今後が注目される。
