ジャニーズ事務所名誉顧問・メリー喜多川氏逝去…最後のプロデュースは『24時間テレビ』の主役・キンプリだった!の画像
King&Prince

 ジャニーズ事務所のジャニー喜多川元社長(享年87)の姉で、メリー喜多川として知られた藤島メリー泰子(ふじしま・めりー・やすこ)名誉会長が8月14日午前7時35分、肺炎のため都内の病院で死去した。93歳だった。

 メリー氏は長年ジャニーズ事務所副社長を務めていたが、2019年7月に弟で事務所社長を務めていたジャニー氏が亡くなったことを受け、同年9月の役員人事で代表取締役会長に就任。

「長年にわたって、タレントの発掘や育成をジャニー氏が、経理などの経営面をメリー氏が主に担当していました。“表の顔はジャニー氏、裏の顔はメリー氏”という構図でジャニーズ事務所はここまで巨大な存在に成長してきたんです」(芸能プロ関係者)

 2020年9月の人事で、メリー氏は代表取締役会長を退任し、名誉会長に就任。社長には娘の藤島ジュリー景子氏が就任し、メリー氏は一線を退いて名誉職として会社に携わっていた。

「今から3年前の2018年初頭、メリー氏はすでに90歳を超えていましたが、経営上の打ち合わせには顔を出していたといいます。その頃、メリー氏が唯一手掛けていたタレントが、同年5月にCDデビューを果たすことになるKing&Prince(キンプリ)だったんです」(前同)

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