■森本に期待が高まっている

 また、地味だが番組のスタイルを語るうえで外せないのは「露骨に好き嫌いを出さない」という点だ。18年12月のWEB版『ViVi』によると、森本はキャベツ、レタス、プチトマト、タマネギ、ネギと、典型的な野菜嫌い。昨年12月13日放送の『SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル』(ニッポン放送)では、野菜まとめて“草”呼ばわりするほどだが、『DASH』ではそういう姿は見せていない。むしろ、どんな食べ物にも積極的に立ち向かっている。

「食レポのセンスも高い。6月6日の放送回で“ティラピアのとり天風どんぶり”を食べたときには、“(外来種であるティラピアの)味はちょっと肉っぽいじゃないですか。でも魚だからヘルシーで、これひとつで女性の方とかは大喜びだと思います”と女性の好みを意識した、見事なコメントを残したほか、6月13日の放送回で“ミシシッピアカミミガメのシチューのパイ包み焼き”を提供されたときは“次のカメ料理、カメーン(カモーン)”というように城島の十八番であるダジャレ食レポも披露いていました(笑)」(専門誌記者)

 若さにも、期待だ。

「フィジカル面でも期待大です。最年少の長瀬がいなくなって、TOKIOの平均年齢は46.7歳ですが、森本は24歳ですからね。それに、昨年1月14日付のWeb版『ViVi』では、SixTONESメンバーで“一番タフなのは?”という質問に“ボディ面では僕。足くじいても全然痛くないです(笑)!”といていました。筋肉キャラとして、雑誌の表紙も多く飾っています」(前同)

 最後に、人柄も好評だという。

「毎回ひたむきに頑張っている姿は視聴者に好評ですが、19年9月に『A-studio+』(TBS系)で森本の親友であるKing&Prince平野紫耀(24)が森本について“「めちゃめちゃいい男ですし、めちゃめちゃいいやつなんですよ”としていたり、アイドル誌の企画で“特攻服の背中に刺繍を入れるなら?”という質問に対して、

“太陽のように輝いた俺を、みんなが受け止めて満たされて欲しいから。明るく大きな存在でいたい”

 という意味を込めた『陽夢受満(ヒューマン)』という当て字で答えたり。SixTONESきっての人柄の良さは、DASHで全国の農家や生産者の方々と交流する際、絶対に役立つはずですよ」(前同)

 もはや「新たなTOKIOメンバー」と呼んでも差し支えない活躍の森本。これからも、『DASH』を支えてほしいーー。

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