■窪塚洋介は配信ドラマで19年ぶり主演

 瀧以外にもネット時代の今、あらためて輝きを放っている芸能人は少なくない。窪塚洋介(42)もその1人だろう。

「窪塚はこれまでも映画にはコンスタントに出演してきました。しかし、ドラマへの出演は2003年の『池袋ウエストゲートパーク』の特別編以来ありませんでした」(前出の夕刊紙デスク)

 2017年1月の『シネマトゥデイ』のインタビューで、窪塚はドラマについて「20代前半のどこかのタイミングで、もういいかなって思ったんです。今後もやるつもりはないですね」と語っている。

 その理由を問われると「メディアでいろいろ言われていた時期というのもあるのですが、テレビ自体への不信感も募っていたんですよね。そのとき、ある現場でよりその不信感が強くなる出来事があって、俺の居場所はここじゃないなって思ったんです」と打ち明けた。

「ところが昨年、ネトフリで配信されたドラマ『Giri/Haji』に出演。さらに、7月30日より『LINE NEWS』が提供する縦型動画プラットフォーム『VISION』で配信されているドラマ『上下関係』で主演を務めています」(前同)

 窪塚がドラマで主演を務めるのは2002年放送の『ロング・ラブレター~漂流教室』(フジテレビ系)以来、実に19年ぶり。

 7月27日に都内で行われた完成披露発表会では「さっき裏で“19年ぶりだよ”と言われて、なんか浦島太郎みたいだなと(笑)。自分からするとそんなそんなに経ってたんだという気持ち」と笑顔で語った。

「昨年9月、伊勢谷友介(45)が大麻取締法違反で逮捕された翌日、窪塚はインスタライブを行って2018年3月に厚生労働省地方厚生局麻薬取締部、いわゆるマトリから家宅捜索を受けていたと明かしました。

 窪塚自身がドラマから距離を取っていたと明かしていますが、マトリにガサ入れされる疑惑があったとも言えそうですから、テレビ局としても使いづらい存在だった可能性はある。しかし、ネット作品であれば、そういったことを気にすることなく、才能あふれる窪塚を起用することができる、ということではないでしょうか」(同)

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