■「メンバー」という言葉で思い出すあの男

「メンバーというのは、松岡昌宏(44)と国分太一(46)や、3月末に退所した長瀬智也(42)のことかもしれませんが、山口は騒動当時に各メディアが“山口メンバー”という呼称を用いていたことから、現在もその呼び方をする人が多い。そのため、《リーダーのメンバー見てるかな??の言葉には残りの4人全員が含まれてよね。》《メンバーって言ってた。10年前にいまの状況は想像出来なかったよなぁ》《山口メンバー…》と、山口を思い出す声が多かったですね」(専門誌記者)

 そのほか、城島が走っている最中にKing&Princeが応援ソングとしてTOKIOの代表曲『AMBITIOUS JAPAN』を歌っていたことや、山口も97年の『24時間テレビ』で100kmのチャリティーマラソンに挑んだこと、その経緯から14年に城島が挑戦した際は『ZIP!』で「うちの山口が一度走っている。それを見ていたし、メンバーみんなでサポートして、あの夏はすごく最高の夏だった」と話していたことなど、山口の思い出で、ネットはあふれていた。

「『DASH村』にしても、件の水車小屋を作るキッカケとなったのは、02年に山口主導で始めた企画でした。それに、その水車を利用して流しそうめんならぬ流し冷麦を流す係だったのも、山口でした。姿はカットされていましたが、流し冷麦の様子もVTRで紹介されていましたね。水車を見て真っ先に城島が思い出したのが山口だったとしても、不思議ではありません」(前同)

 山口は「棟梁」の異名を誇っており、DASH村でも母屋の柱には「棟梁 山口達也」という文字が刻まれている。

「まだ震災の余波が色濃く残っていた11年7月と8月の2回、DASH村を訪れてひまわり栽培による土壌浄化の実験などに着手していて、その様子が同年9月11日の『鉄腕ダッシュ』で放送されていました。

 これは、当時“現状をまず伝えたい”と自らスタッフ、所属事務所を説得して実現した企画だといいます。今回の放送ではまったく触れられることはなかったし、その後山口は道を踏み外してしまいましたが、DASH村については、いまも大切に思っているのは間違いないでしょうね」(前同)

 昨年に飲酒運転を起こし、再度警察のお世話になってしまった山口。いつの日か、ふたたび『DASH村』の土を踏める日は来るのだろうかーー。

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