■キンプリの初冠レギュラー番組が直前になって消滅したワケ

 2019年の『24時間テレビ』では嵐の5人がメインパーソナリティを務め、全枠の世帯平均視聴率は16.5%を記録。これは歴代13位だった。

「嵐は2019年1月に記者会見を行い、2020年末で活動休止することを発表。そういった意味でもこの年の『24時間テレビ』は注目を集めましたし、当時の嵐は文字通り国民的スターでした。

 また、昨年の世帯平均視聴率は15.5%。今年はそこから3.5%も落としてしまったわけですから、日テレ局内からも“やはりキンプリは国民的認知が足りていなかった”という声が上がっても仕方がないと言えるでしょう」(前出の制作会社関係者)

 そんな中、キンプリにとって初となる冠レギュラー番組がこの秋よりスタートすると複数のメディアが伝えていたものの、それが直前になって消滅してしまった、という。

 7月1日付の『NEWSポストセブン』では、日本テレビの深夜枠で10月からキンプリの冠番組がスタートしそうだとしていた。その番組の“パイロット版”とみられていたのが、5月23日のデビュー3周年記念日に放送された『King&Princeる。(キンプる)』(日本テレビ系)だった。

「秋の改編で、火曜深夜23時59分からの『ウチのガヤがすみません!』が終了し、同枠で『キンプる』がレギュラー化するという話が、ほぼほぼ決まりというところまで話が進んでいました。実際、広告代理店にまで話が行き、制作の準備が進んでいたといいます。

 しかし、どうやら、23時56分から裏のTBSではジャニーズWESTのレギュラー番組『パパジャニWEST』が放送されているということもあり、そこの部分の調整がつかず、“裏かぶり”を避けるために今回はキンプリの番組は見送り、という形になったようです。

 代わりに10月からは、かまいたち指原莉乃(28)がメインを務める『超無敵クラス』が始まることになったといいますね」(芸能プロ関係者)

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