日テレ『イッテQ!』イモトアヤコの感動シーンも「放送NG」お蔵入り危機!「痛みのお笑い」BPO審議入りで破滅危機の画像
イモトアヤコ

 8月24日、テレビ・ラジオ番組への苦情を受けつけ、当該番組への審議を行う第三者機関「放送倫理・番組向上機構」(BPO)が、バラエティ番組やリアクション芸人にとって致命的となる問題にメスを入れることが決まった。「痛みを伴うことを笑いの対象とするバラエティー」について、審議入りすることが発表されたのだ。

「《個別の番組を対象とするものではない》としつつ、《視聴者やBPOの中高生モニターから、出演者に痛みを伴う行為を仕掛け、それをみんなで笑うような、苦痛を笑いのネタにする各番組は、『不快に思う』、『いじめを助長する』などの意見が継続的に寄せられてきている》そうです。

 ぺこぱのように“優しい笑い”が求められているご時世だし分からなくはないですが……体を張った芸人にとっては、ある意味で死刑宣告に等しいですよね」(女性誌記者)

 たとえば 親子芸人「完熟フレッシュ」のパパ、池田57CRAZY(46)はツイッターでこの件を《人様に自慢出来る所もなけりゃ勝ってる所もない57みたいな奴が、最後の望みを持って飛び込む世界それがお笑い》《何でもかんでも奪わないで欲しい》

 としているほか、ネットでは年末恒例の特番『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! 絶対に笑ってはいけないシリーズ』(日本テレビ系)の存続などを不安視する声も出ているが、あの国民的バラエティ番組を危惧する声も上がっている。

「『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)も危ないかもしれません。12年に第49回ギャラクシー賞を受賞したほか、まさに“世界の果て”までありとあらゆる国々の様子が楽しめる優良番組ですが、人気の理由は過酷な体当たりロケや、強烈なリアクション芸ですからね」(制作会社関係者)

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