■『おしゃれイズム』終了からの『おしゃれクリップ』スタートは明確な制作費削減
しかし、『おしゃれイズム』終了後にスタートする『おしゃれクリップ』も資生堂の一社提供番組だ。
「テレビ広告から完全撤退するわけではないのでしょうね。ただ、予算を削減したいという思惑があると聞いています。日テレからすると広告収入が減るわけですから、番組制作費も削減しなければならない。
くりぃむしちゅーの上田さんといえば、今や芸人界ではトップクラス。当然ギャラも高い。藤木さんも一流俳優ですし、森さんも人気タレントですからね。30分番組のホスト役に人気タレント3人というのはギャラ代がかさみます。一方、山崎さんも人気俳優ではありますが、まだまだこれからの人。
レギュラー出演者が3人から1人に減るというのは番組にとってはかなり大きい。加えて山崎さんは若い女性からも支持されていますから、テレビ局が重要視する13~49歳のコア視聴率も狙える。
コアを狙いつつも、最大の目的は制作費の削減。今回の『おしゃれイズム』終了からの『おしゃれクリップ』スタートは、そういうことだと関係者の間ではもっぱらですね」(前出の制作会社関係者)
16年半続いた『おしゃれイズム』終了を受けて始まる『おしゃれクリップ』も、人気長寿番組になることができるのだろうか!?