もう打つ手がないーー。
そんな嘆きの声がヤンキースから聞こえてきそうな活躍ぶりを、エンゼルスの大谷翔平選手（２７）が８月３１日（日本時間９月１日）で見せつけた。５回２死二、三塁で申告敬遠された大谷選手が、まさかのメジャー初のホームスチールで生還を果たしたのだ。
「敬遠された大谷選手は、続くゴスリン選手の２点左前適時打で三塁まで進みました。次のウォルシュ選手の打席で、大谷選手は一塁ランナーとなったゴスリンとダブルスチールを仕掛け、見事にホームイン。エンゼルスに追加点をもたらしました。その前の４回1死一、二塁でも二走・フレッチャーとのダブルスチールに成功し、メジャー４年目で通算５０盗塁を記録しました」(スポーツ紙記者)
大谷選手といえば、長い野球の歴史でも史上初ともいえる本格的な二刀流選手。８月３０日（日本時間３１日）の試合で４２号のホームランを放ち、ホームラン王争いでもトップを走っている。大谷選手との勝負を避けて申告敬遠する投手も増えたが、敬遠されれば盗塁され、相手チームとしてはもはや打つ手がない。
「エンゼルス公式ツイッターは、大谷のホームスチールについて、《ｓｔｅａｌｉｎｇ ｈｅａｒｔｓ ａｎｄ ｓｔｅａｌｉｎｇ ｈｏｍｅ（ホームもハートも盗んだ）》としていますが、まさにその通り（笑）。ファンの気持ちをまるごともっていっていますよね。
日本では１８年ごろからずっと元バレーボール日本代表の狩野舞子（３３）と大谷との交際がウワサされ続けていますが、アメリカでも多くのハートを盗んでいるらしく、現地のレポーターが大谷と写真を撮ったところ“仲良し自慢対決”に発展した件も話題になりましたね」（前同）
きっかけは、スポーツ局『ＦＯＸスポーツ』のアナリストで大谷選手の大ファンとして有名なベン・バーランダー氏が、大谷の４２号を記念して《私のベストフレンドであるショウヘイ・オオタニはあなたたちのベストフレンドより多くのホームランを打っている》と、大谷選手との２ショット写真を投稿したことだ。
