■今度は綾瀬が……

「そんな親友同士の2人なんですが、活動を再開した深田と入れ替わるように、綾瀬が8月31日に新型コロナウイルスに感染して入院中だと所属事務所が発表しました。事務所発表によると、現在は回復に向かっているそうですが、同日の『NEWSポストセブン』によると“当初は肺に白い影ができるほどで呼吸もしづらかった”だったそうです。ただ、ネットでは綾瀬の体調ではなく、“綾瀬はるかはなぜ入院できたんだ”“特別扱いか”という、いわれのない誹謗中傷を受けている現状です……」(専門誌記者)

 事務所の公式発表によると、綾瀬は8月20日夜、微熱があり、抗原検査をしたが陰性だった。その後21日に受けたPCR検査も陰性で一時は症状が収まっていたが、発熱が続いたため抗原検査を受けたがみたび陰性。しかし、26日に抗原検査の再検査をしたところ、陽性が確認された。

『NEWSポストセブン』によると、綾瀬は映画の撮影など仕事が立て込んでいたこともあり、副反応の影響を考えて接種の時期は9月を想定していたという。これについては、「仕事よりワクチンを優先させるべきだろう」「深田を過密スケジュールで休業させた疑惑もあるのに何も学習してない」と事務所への批判の声が出ているが、入院についてはまったく違う角度からの声が寄せられている。

「現在、コロナで医療現場がひっ迫し、救急搬送されても入院先が見つからずに自宅療養者が急増している状況です。 そんな状況で、綾瀬は自宅療養中に肺炎の症状が見られた後に都内の病院に入院したことで、《自宅療養で苦しんでる人もいるのに何で芸能人は…》《お金のある人、社会的地位の高い人は即入院できる社会なんですよね。これが現実。》と、理不尽なバッシングを受けているんです。いうまでもなく綾瀬は1000%被害者ですが、善良なファンはこのネットの荒れように精神的にダメージを受けていないのかを心配しています。実は綾瀬は、以前にも、精神的なプレッシャーから芸能界を引退したいと考えた時期がありましたからね……」(前同)

 8月25日に綾瀬がCMを務める化粧品メーカー『SK-Ⅱ』の公式YouTubeが『私のピテラストーリー』というドキュメント動画を投稿。10年前に同社のCMに出演したときのことを振り返りながら綾瀬はインタビューに答えていたのだが、10~20代のころは、

「自分ができることに応えたい、皆さんに言われていることに応えたいっていうことに一生懸命で、30歳までには(仕事)辞めて、みたいな」

 と芸能界引退願望を抱いていたことを明かしているのだ。もっとも、苦しんだ時期を経験したことで、

「結局やれることっていうこと、自分が今やれることを最大限にベストで出していくことしかない」「自分の直感が本当に、自分しか答えを知らないから、今の自分がある」

 と昇華したという。

 体調が回復し、復帰した深田を入れ替わるように療養することになった綾瀬。また、元気な姿をみせてほしい。

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