■実は仮面ライダーとサッカー選手との縁が深い

 代表的な例としては、“仮面ライダー大好きレスラー”として名高い棚橋弘至(44)が16年公開の『仮面ライダー平成ジェネレーションズDr.パックマン対エグゼイド&ゴーストwithレジェンドライダー』に悪の科学者(佐野史郎)の部下として出演し、竹内涼真(28)にノースタントで得意技「スリングブレイド」を披露している。

 ちなみに竹内も、俳優になる前の夢はプロサッカー選手で、高校時代は東京ヴェルディユース所属だったことで知られている。

「13~14年放送の『鎧武』は、特にすごかった。当時、2014FIFAワールドカップブラジル大会開催を記念してコラボしたことで、テレビ版37話には当時川崎フロンターレ所属の中村憲剛(40)、当時FC東京の太田宏介(34)が、7月19日公開の映画『サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!』にはゴン中山こと中山雅史(53)、当時ジュビロ磐田の駒野友一(40)、当時ジェフユナイテッド市原・千葉の佐藤勇人(39)らが、全員本人役で出演したんです。

 惜しむらくは、この年のワールドカップでは、サッカー日本代表は6月後半のグループリーグで1分2敗で一勝もできずに敗退したこと。コラボ映画だったんですが、日本でのサッカーの盛り上がりは非常に低調だったのが残念でしたね」

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