■永瀬廉の演技に絶賛の声

 6人は築地に繰り出し、つかの間の楽しいときを過ごす。汐見湯に戻り、コインランドリーでスマホを見ていた亮を百音が呼びに来ると、亮がふいに百音を腕を引く。驚く百音に亮は「昨日、百音に変なこと言った」と、百音からの電話に出たとき「俺、やっぱ、モネしか言える相手がいない」と言ったことを謝った。

 これに百音は「別に変なことじゃないよ。話したいなら聞くし」と応じるが、亮は「違う、そういう意味じゃない」と言うと、さらに百音の腕を引き寄せ、「分かってんでしょ?」と迫る。すると、百音は「何でもするって思ってきたよ。りょーちんの痛みがちょっとでも消えるなら」と返事。

 続けて、百音は「でもこれは違う。私はりょーちんのこと、かわいそうとか絶対に思いたくない」と訴えるが、亮は「それでもいい」と百音に取りすがる。しかし、百音はまっすぐ亮を見つめると、「これで救われる?」と受け入れようとせず、亮は諦めたように笑い、「ごめん」と謝った。

 そして、亮は「怖え……こういうの、本当、怖えわ」と声を震わせ、「ごめん、俺、そもそも誰かを好きとか、そういうの、もういいんだった」と笑みを浮かべ、「だって怖えじゃん。死ぬほど好きで、大事なやつがいるとかさ。そういう人が目の前から消えたら、自分が全部ぶっ壊れる」と語り、先ほど見ていたスマホの画面には、亡き母の写真があった。

 この告白シーンを見ていた視聴者からは、ツイッター上で「りょーちんの想いを考えると切なくて心かき乱されそう」「かっこよくて爽やかな告白しそうなタイプだったのに、対極にあるような“分かってんでしょ”という、かっこ悪い、すがるような告白。いやぁ、むしろグッときた。永瀬廉うまいなぁ」などと、大きな反響があった。

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