９月１３日の午前８時２５分から５５分、ＮＨＫのＥテレで新番組『ワルイコあつまれ』がスタートした。「学校で教えてくれそうで、ちゃんとは教えてくれないこと」を学べる教育バラエティ番組だが、その出演者に視聴者は度肝を抜かれた。
「草なぎ剛（４７）、香取慎吾（４４）、稲垣吾郎（４７）ら新しい地図の３人が出演したんです。出演者に関しては一切の事前告知がなかったため、完全サプライズとなりました。
今回は『慎吾ママの部屋』と題して、香取は９８～０２年放送の『サタ☆スマ』（フジテレビ系）で特に子どもに大人気だった“慎吾ママ”、草なぎは現在放送中の大河ドラマ『青天を衝け』で演技中の“徳川慶喜”として、ちゃんと歴史の勉強になる要素込みの楽しいタイムスリップトークを繰り広げました」（制作会社関係者）
そのほか稲垣は『芸能界むかしばなし』という、“幼稚園の先生が絵本で偉人の話をする”というノリで名優・勝新太郎の生い立ちの紹介。香取によるダンスコーナー『おとなのダンス音楽』、稲垣と香取による“人間国宝”をゲストに迎えた対談トークコーナー『国宝だって人間だ！』が放送された。
いずれも、楽しいバラエティ番組かつ、子どもの教育に役立つこと間違いなしの内容となっているが、慶喜には異母兄弟が多かった話をすると“現代とは（文化が）違う”と注釈しつつも、
《週刊誌に撮られちゃってもう１発アウトですよ》《奥さん以外の方と関係を持っちゃったりして、お仕事できなくなっちゃったり……》
と慎吾ママが話して、嫌な沈黙が訪れるというブラックジョークも織り込むなど、攻めた内容になっている。
