■駆け出し時代からＮＨＫと縁があった
「『地図』唯一の既婚者である草なぎに対して発言しているあたり、深い意図を感じましたね（笑）。
ＳＭＡＰは、解散するまでフジテレビの『ＳＭＡＰ×ＳＭＡＰ（スマスマ）』で本職のお笑い芸人顔負けのコントを繰り広げていました。それだけに《Ｅテレでスマスマ始まったってこと？？》《どことなくスマスマ感があって面白いし普通に勉強にもなる》と、スマスマを思い起こす声も多い。
実は番組構成に、『スマスマ』を筆頭にＳＭＡＰメンバーと多くの仕事をしてきた鈴木おさむ氏（４９）が参加しているんですよ。まさに“ＮＨＫの本気”ともいえる番組でしたね」（前出の関係者）
ＮＨＫは、ＳＭＡＰ解散以降も『新しい地図』と多く仕事をしてきた。
草なぎが『青天を衝け』で徳川慶喜に大抜擢し、本格的な大河ドラマデビュー。稲垣は昨年のＮＨＫ連続テレビ小説『スカーレット』で、独立後初となる連ドラ出演をしたり、ベートーヴェン生誕２５０周年にちなんだＮＨＫプロジェクト『ベートーベン２５０』のアンバサダーに就任したほか、多くの教養バラエティ番組に携わったりと、多くのジャンルでかかわりを持っている。
「実はＮＨＫはＳＭＡＰとは駆け出しのころから縁がありました。稲垣がＪｒ．時代の８９年に『青春家族』でドラマデビューを果たしたほか、今年で６０周年を迎えるＮＨＫの象徴ともいえる番組『みんなのうた』では９２年４～５月にＳＭＡＰの『ベスト・フレンド～Ｂｅｓｔ Ｆｒｉｅｎｄ～』が放送されていたんです。
このころはまだ９６年に脱退した森且行（４７）も所属していて、『スマスマ』で森のお別れライブをする際も同曲が披露されており、初期ＳＭＡＰを代表する曲の１つですね」（前同）
