■懐かしの昭和アイテムに志村けんも大興奮!
冨永「好きですねー。信号機は平成であれ、令和であれ、どれも格好いいです。もちろん、昭和の信号機も味があって格好いい。7台ほど、手に入れています」
ゆま「信号機なんて、どこで売ってるんですか?」
冨永「ちゃんと正規の販売ルートがあって、そこで購入しています。ただ、どこで買っているかは秘密です。信号機好きのコレクターって、全国的に多くて……」
ゆま「場所を教えると、取り合いになっちゃうんですね(笑)。いやあ、それにしても信号機が7台もあるなんて。置き場所に困りそう」
冨永「アハハ。信号機以外では、街路灯なんかも大きくて、保管場所に困っていますね」
ゆま「街路灯も集めてるんですか?」
冨永「はい。昭和の商店街にあった街路灯なんて、本当にデザインが格好いいですからね」
ゆま「冨永さんのコレクションだけで、昭和の街も再現できそう。むしろ、作ってほしいです!」
冨永「それは私の夢でもあります。昭和の街を再現した博物館を作ってみたいですね」
ゆま「ステキです。最後に一つ、お聞きしたかったんですが、以前、志村けんさんの番組にも出演されたことがあるとか……」
冨永「はい。麻美さんも志村さんの舞台に出演されていたんですよね。自分も何度か、志村さんの番組で、昔を思い出させる昭和のものを持って行ったことがあるんです。中でも、喜んでもらえたのが、テレビで作った水槽でしたね」
ゆま「へえー。全然、想像がつかないですけど(笑)」
冨永「ブラウン管の前に水を入れることで、テレビの拡大鏡になるんですね。志村さんの家にも、これがあったそうで、実際、持って行ったら、“これ、ウチにも同じものがあった!”と、すごく喜んでいただけたんです。さらに“ひっくり返しちゃって、家の中が水浸しになったんだよなぁ”という思い出エピソードも聞かせてくれました」
ゆま「そうだったんですか~。すごくいいお話を、最後に聞かせていただいて、ありがとうございます。今回はリモートになりましたけど、コロナ禍が収束したら、冨永さんの『昭和ハウス』に遊びに行きたいです!」
冨永「ぜひぜひ~。お待ちしています。ありがとうございました!」(おわり)
●とみなが・じゅん 1965年5月、三重県生まれ。昭和家電を展示する『昭和ハウス』の館長を務めている他、ドラマ、映画などの撮影や博物館展示用に、自身のコレクションを貸し出している。ユーチューブチャンネル『ザ・昭和レトロチャンネル』でも、貴重な昭和アイテムを紹介している。
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