■さんま、松本人志……粗品のこだわりは大物証明!?
ラリー氏は、“まな板事件”についてこう話してくれた。
「粗品さんは完璧主義で非常にこだわりが強い人です。特に『焼肉ソシナ』と、自分の名前が冠されたコーナーですから、妥協できないのでしょう。こうしたこだわりの強さは、現在の芸能界のトップにいる大物芸人にもあって、明石家さんまさん(66)やダウンタウンの松本人志さん(58)もコントのセットが気に入らず、収録をやめてしまったとの伝説が残っています。大物ほど妥協しないと言えるでしょうね。“まな板事件”も粗品さんの強いこだわりから起きてしまったことでしょうし、一概に悪いとは言えないでしょう。ただ、それが偉そうに見えるのも当然ではありますよね」
続いて宮迫については、
「宮迫さんは、そもそも2019年の“闇営業”騒動のときに最初、ギャラをもらっていないと嘘をついてしまっていますよね。あのことはいまだに大きなダメージを残しています。
『解散報告会』でも蛍原さんが愛想を尽かしているように見えて、YouTubeも相談しないで始めてしまい、しかもタイミングも最悪だったという話が出てきていて、宮迫さんが“自分のことしか考えていない”と思われるような話が続いたので、好感度を下げてしまったのでしょう。
また、”YouTubeを始めた”影響もあるでしょう。というのも、YouTubeでは今までテレビでは見られなかった部分も含めて素の宮迫さんが出ていて、それに親近感を感じてファンになった人もいます。その一方で、『解散報告会』でも見られた、宮迫さんのカッコつけの部分が出てしまっていて、それが“苦手”で、“感じが悪い”と受け取ってしまった人もいます。
ただ、YouTubeは固定ファンをつかむのが大事です。1000万人に嫌われても、100万人に好かれたらチャンネル登録者数は100万人になるわけですから成功と言えます。人間ですから嫌われたくないとの思いもありつつ、多少嫌われるのはやむをえない、と宮迫さんも割り切って考えているかもしれませんね」
妥協いっさいナシで大物への道を進む粗品、現在の目の前のファンを大切に考えているであろう宮迫。世間から吹く少々の逆風は気にしない!?