■竹内涼真のパク・セロイ役以上に注目を集めるチャン会長役

 女性誌記者は話す。

「気になるのは『六本木クラス』を制作するのがテレビ朝日ということです。テレビ朝日といえばリメイクで“前科”がありますからね。そのドラマが唐沢寿明(58)主演の『24-TWENTY FOUR-』ですよね」

 1シーズンで24時間を描く世界的ヒットとなったドラマシリーズの日本版が、2020年10月から2クール全24話で放送されました。同作はテレビ朝日開局60周年記念作ということで局を挙げて盛り上げていたが、視聴率は4%台を推移し、最終回も5.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という厳しい結果に終わった。

「テレビ朝日のリメイク版『24』は“大爆死”してしまった。だからこそ、『梨泰院クラス』のリメイクも不安視されているようです」(前同)

 ドラマ制作会社関係者はこう話す。

「たしかに『六本木クラス』の企画は動いているようですね。主演に内定しているという竹内さんには批判の声もありますが、パク・ソジュンさんと同じ身長185cmでスタイル抜群ですし、ガタイもよく、ワイルドさも兼ね備えている。年齢なども考えたら適任と言えば適任なのではないでしょうか。主演を務めた『君と世界が終わる日に』(日本テレビ系)も賛否はありましたが、好評で第3弾の制作まで決まっていますからね。

 ただ、主人公のパク・セロイ以上に、誰がライバル会社の“チャンガ”のチャン・デヒ会長役を演じるのかに注目が集まっています。『梨泰院クラス』は“チャンガ”とその会長、長男のチャン・グンウォンをセロイとその仲間たちが一泡吹かせる、勧善懲悪のドラマです。

 そういった意味ではチャン会長が憎ければ憎いほど、視聴者は主人公を応援したくなり、ドラマは盛り上がる。チャン会長を演じたユ・ジェミョンさんは見事な演技をみせてくれましたよね」

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