■芸人仲間もアンタッチャブルとブラマヨの漫才を絶賛
多くの芸人もアンタッチャブルとブラマヨの『M-1』での漫才について言及している。
2019年9月の『ゴッドタン』(テレビ東京系)では、芸人が好きな笑いについてトークを展開する企画「お笑いを存分に語れるBAR2」が放送された。
現在では『M-1』の審査員も務めるナイツの塙宣之(43)は「好きな漫才」に2005年のブラマヨを挙げて、「関東の芸人はコントのキャラクターで圧力をかけていく。(吉田敬と小杉竜一は)人間と人間の圧力がぶつかったときに爆発が起きて、見ていて鳥肌が立った」と解説。
相方の土屋伸之(42)も「この優勝が完璧すぎて、2006年から2010年までの大会は“ブラマヨの呪縛”が……」とコメントした。
東京03の飯塚悟志(48)が好きな『M-1』の漫才は2004年のアンタッチャブルだといい、ツッコミの柴田英嗣(46)に対してボケる山崎弘也(45)のしゃべり方やノリが、楽屋で芸人仲間をイジっている感じとまったく一緒と説明。
そのノリで『M-1』で大爆笑をさらっている様子を目にした飯塚は「めちゃくちゃ感動した」と当時を振り返る。これに塙も「柴田さんのしゃべり方は、関東なのに方言っぽい。振り切ってツッコめるからホームランになる」「関西弁が持つような圧力をかけられる人が優勝に近づいてくる」と分析した。