「俺だけやで」ナイナイ矢部浩之、ダウンタウン浜田雅功からの猛烈「悪意」に悲鳴「吹き出物めちゃめちゃできた」の画像
矢部浩之(ナインティナイン)

 9月15日放送の『あちこちオードリー』(テレビ東京系)の放送100回記念で、ナインティナイン矢部浩之(49)がかつてのダウンタウンとの確執について語った。中学生時代からナイナイに憧れていたというオードリー春日俊彰(42)はやや緊張した面持ちで矢部を迎え、若林正恭(42)も「なんで出てくださる感じに?」と不思議そうに質問。

 すると矢部は「2人に確認したいことがあって」と襟をただし、「オードリーは解散せえへんよね?」とひと言。今回の収録日前日に、雨上がり決死隊の解散発表があったため、矢部は「今、タイムリーやろ?」と笑い、かつて吉本印天然素材というユニットでともに活動した雨上がりの解散に「考えさせられるよね」としみじみ語った。

 矢部はナイナイの結成や、相方である岡村隆史(51)との関係についても告白。岡村の心が折れたのは世間的には2010年だが、実はもっと昔にも心折れた時期があったと語った。これを聞いた若林は、「矢部さんて気強いっていうか、あんまりビビってるの見たことない」といい、「ダウンタウンさんに、なんか新人の頃、なんか有名な……」と聞き辛そうに口を切った。

 ナイナイとダウンタウンはかつて険悪な雰囲気で、最近まで共演NGといわれていた。松本人志(58)は、1994年の著書『遺書』の中で、ナイナイを痛烈に批判。浜田雅功(58)も『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)の放送内で、「よしもと男前ランキング」に名を連ねた矢部のパネルを叩き割ったという事件があった。

 矢部は「俺だけやで?」と振り返り、「よしもと男前ランキング」の面々のパネルが並ぶ中、「まだ1位を折るんやったら、まだ気持ちはわかるけど。俺、中途半端な5位とか6位とかやってん」「それ俺のだけ取って、浜田さん(膝で)バーンって。俺、オンエア見てて“ひぃー! 俺だけ!?”」と笑いながら当時の心境を語った。

 しかし若林は「でもそのときって、矢部さんって、ビビってないんじゃないかなって俺思うんですよ」といい、矢部も「なんやろな。(メンタルが)強なっていった」「俺、かわいがりって言うねんけど、(いろいろな先輩から)かわいがっていただいて、強なれた」とコメント。その頃の芸人の世界は上下関係が厳しく、本番だろうと本番外だろうと先輩が口をきいてくれないのも当たり前だったと回想。

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