■「お金払って来たい番組」

 このモヤモヤにアンミカは、「まず1つ、想像力が豊かで、人を助けるかどうかって前提っていうのはすごく優しい人」と黒沢の人柄を絶賛。そのうえで「サンダルはいてる人はもしかしたら外反母趾かもしれないし、小指骨折してるかもしれないし、いろんな理由があるかもしれない」と指摘し、黒沢に「心配性の方って、同じ字を別に読むと“心配り”にもできるんですね。紙一重なんですよ」「素敵な方です、黒沢さん」と、考え方をポジティブに持っていくようアドバイス。アンミカのよどみないトークに、若林は「出るなぁ」と感心していた。

 この調子で、アンミカは後藤のモヤモヤも解決。後藤は「ポロッと言うはずない悩みとかも言ってしまって。初めてお金払って来たい番組だなって思いました」と感謝し、若林を大爆笑させた。

 3人の悩みに「視点が変われば世界も変わる」「不安は生きている証」など、自己啓発セミナーのようなポジティブ名言を連発したアンミカ。視聴者からは「アンミカ教なら入信してもいいな」「アンミカみたいな考えで生きてぇな」「アンミカが芸能人を全肯定する番組で笑う」と感心する声が続出。

 一方で、9月8日にアンミカの夫の会社に対して雇用調整助成金の不正受給疑惑が報じられ、9月13日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)に出演したアンミカは、この問題について「お騒がせしております」と謝罪。

 バツの悪さからか言葉に詰まる場面も多く、ふだんのような歯切れの良いコメントやポジティブ発言も少なかった。そのため、今回の番組を見た一部視聴者からは「アンミカ企画は旦那の話が出てくる前に見たかったな」「まさか夫の会社がどんよりしてたとは、このとき思ってなかったアンミカ」「旦那さんの疑惑が頭にチラついてこの笑顔の胡散臭さがキャラとして受け止めれなくなりつつある」など、モヤモヤコメントも上がった。

 アンミカは持ち前のポジティブ思考で、この苦境も乗り越えられるのか!?

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